訓練の日記

２００３’５月

3日　悲惨な大会が終わって最初の訓練。 もうグラチャンはあきらめたと先生に伝えるために行った。ＣＤ�Vの練習がないと 今までの繰り返しの練習だけど見てくれるかななんて思って。今日はとっても暑い。 半そでのＴシャツで出かけた。車の中にどっちかを残しておくのは暑さが心配だったので 両方降ろした。今日はポン子ちゃんちも来ていなかった。「さあ始めましょうか」と先生が 障害板を用意している。私は慌てて「先生。グラチャンはもうあきらめます。」と言った。 「あきらめるのは長沢さんの自由だけど挫折したまま終わるより挫折を乗り越えましょう。 必ずビアンカも挫折はやってくる。ビアンカのためにも」と諭された。きっとそう言うとは思ってた。 「恐らくこの間の影響は長く出るでしょう。だけど秋の本部にＣＤ�Vをとるつもりでがんばりましょう」と 。。。また本部かい。しぶしぶながら障害を始める。ピコの乗りは相変わらず悪い。 リードを付けて往復した。付けていなければ飛ばなかっただろう。でもそれも今までと変わらず。 ここでも飛ぶんだよねぇ。少し行進をやる。ターンはいいけど最後の脚側につけるところが 膨らむのでショックをかけておやつを投げるようにって。行進中の作業を３つやって久々に持来。 ピコは行進中の立止が終わったのでどよ〜んとしている。ダンベルを振り回しても乗ってこない。 とりあえず形どおりに。学校でもあまりやってなかったけど家でもまるっきりやってなかった。 ちゃんとできるか不安だったけどちゃんとやっている。「テンション低くても出来たら毎回よくほめて くださいね。自信になるから」って。家だとテンション低くないよ。きっと。ピコは自信満々でやるのね。 これって。そして。。。また障害。またやるのかっ(>_<)　最初と同じように。気の短い私は リードが付いているとぐんぐん引っ張ってしまう。どうしてもビアンカの飛越がイメージにあるので。 だけど飛びそうな時は引かないように。飛びそうな時は先に出ないように。。。うううっっっ。 とりあえず頑張ります。この辺で汗が流れて目に染みて痛い。 さあぁぁてビアンカちゃん。気分を切り替えて。まず脚側に停座させた時のボールのくれ方が悪いと 注意される。よしっとビアンカの顔めがけて上から落とす。必ずボールを見ている時に。行進をする。 ちょっと飛んでいるけどよく集中できてる。どした。ビアンカ。行進中の停座。行進中の伏臥。 そして今日は初めて行進中の立止をやった。行進中のと言ってもまだまだ止まってショックを使って。 だけどここが重要。でも立止は。。できるのかな？？？　おおっ、やってるじゃん。感激。 だからあ。もっと落ち着いてくれれば。。。と思うのは親の欲目だよなあ。爽快な障害をやって 持来。ちょっと周りを咥えてるぞー。帰りが速くて私を抜いてっちゃうぞー。わはははは。はあ。 ボールを投げておしまい。リードを付けてないので私はちゃんと戻るかとっても心配。先生は 「信じて」って言っているけど。投げたら少し前に追って必ず後ろに下がる。うーん。成功。 今度は障害で待てを教えるって。だから待ては立って待つことだと教えてくれって言われたわ。 終わりはダッコ。はい。よくできました。ものすごい滝汗。昨日夜中に飲んだビールがみんな出た(^_^;) 今日はノートに先生がいろいろと書き込んでくれた。終わったステップの下にｇｏｏｄとかハンコが 押してある。うれしいねー。ビアンカちゃん(^^) Ｐ２Ｂ４１１日１時

11日　ここ何日かとっても体調が悪い。風邪でもひいたのだろう。 だけど週に一度の楽しみにしている訓練。休むわけにはいかない。風邪薬を飲んで出かけようと 思ったのに飲むのさえ忘れた。昼食を慌てて食べて学校へ。運転中眠くてしょうがない。 食事をしたのでいくらか体が暖まったせいか。暖房をつけているせいか。。。 学校に着いてピコとビアンカを一緒に連れ出した。一気に体が温まった。この頃モーター付きの 車椅子に乗っている人がラブと訓練に来ている。介助犬なのかな？ピコを係留している間、 ピコの側ぎりぎりを通っていった。ピコは恐怖で固まっていた。今までも学校で見かけたこと あると思うのに急に車椅子を気にしだした。時々そっちを見てはわふと吼えている。 すぐにピコの訓練が始まったけど滅茶苦茶気にして怯えている。まるで大会の時のようだ。 おやつを持っているだけましってことかしら。何とかショックをかけながら行進。行進中の 立止までは何とか。据座。もう横を向いたまま。時々わふと吼える。遠隔の停座から伏臥。 それでもやることはやっている。あーあ。だけど「よーくほめて」と言われた。気になるものが あってもやっている事をほめてと。はあ。続けてビアンカ。こちらもいろいろ言われちゃった。 ショックのかけ方が悪いこと。(ピコにも言われた) 　できるだけゆるめておいてやらせる。間違っていた時にアトヘで強くショックをかけるようにと。 しっかしビアンカも停座につけると途端にきょろきょろ。ここでも強くショックを。始める時もっと 遊ぶように始めるようにって。持来も正面に来させるように。うまく来ないんだわ。これ。 今日はいろいろ注意されたんだけど私の方も注意力散漫。何を言われたのかよく覚えていない。 なんだか消化不良の訓練になってしまったわ。二頭の訓練が終わってしばしベンチで休憩した。 体を動かしている間は忘れていたけどどっと体調が悪いのを思い出した。だけどバディ姉さんが バディちゃんとピコを遊ばせているのを見ていたら少しは気分も良くなってきた。 なんだかこんなに楽しそうにお友達と遊ぶピコを見るのはすごく久しぶりな気がする。 実際はバディちゃんと巾着袋の奪い合いをしていたので楽しかったかどうかはわかんないけど。 二頭で口に咥えてなかなか離さない。ピコなんかウーウー言っていたわ。でも上下関係にうるさい ピコちんのことだからちゃんとバディちゃんに譲っていたね。自分の巾着なのにね。 最後にＧＥＴできたのでとっても満足そうだったわ(^^)　Ｐ３Ｂ１１８日１時

18日　ピコは決して障害飛ぶのが嫌なわけではないと思うのよ。 訓練所でも飛んでいるんだもの。これはコイが効かないのと同じこと。私に服従しているわけでは ないと思う。わかっちゃいるんだけど。。。今日も学校の門を入ろうとしたら車椅子の人が ウイ〜ンと側を通って中に入って行った。途端にピコはウ〜〜ワンッ。と腰が引けた。 やたらと私の脚の後ろに隠れようとしている。あう。今日もか。車椅子の人はすぐに練習場で コの字を動き始めた。今日も練習時間が一緒らしい。ピコはこの前よりももっと酷く気にして怯えている。 これでは練習にならないかも。ピコを練習場の真ん中に座らせて優しく撫でてやる。しかしもっと気に している。めんどくさくなったので片隅にフセさせて離れた。最初は障害。巾着で盛り上げるのだけど 障害板と車椅子のＷパンチで盛り上がっていない。かまわずに始める。３回往復させて終わり。 次に行進。時々視線が外れるのでショックを。私のタイミングとかけ方が悪いので何回も行進を往復 した。車椅子の人は少し時間がずれていたのか待合の所でうろうろしていた。 ピコは気にする様子を見せなかった。私もすっかり忘れていた。場所を移してまた行進。 アジリティーのセットの後ろで。柴とグレートデン？(まだ何の犬種かわからない。とてつもなく大きい) が練習しているすぐ側。さっきと同じように。これってそもそもピコの視線がどこにあるのかよく わからないのよ。はずれたと言われてもわからない時がある。あー、しょうがないなあ。いつか時間を 調整して広い芝生のグラウンドで練習しましょうって。ＦＣＩの後になるけどって。。。夏休みは ないかな。。。続いてビアンカちゃん。こちらは少しずつ進んでいるような。いないような。 ボールにはかなり集中するようになってきたし行進も少しはできるようになってきた。 しかし、ダンベルを出したらいきなりのらなくなった。ダンベルに見向きもしない。 やっぱ家での練習失敗したわ。「もっとダンベルを好きにさせて」と言われた。続けて障害なんだけど こんなにのってなくってリードはずして大丈夫かいって思ったけど途端に変わった。 二回目の帰りの飛越で障害板に脚が当たった。や・やばい。と思ったけど次も知らん顔をして飛んでいる。 ふう。次回にどうかだわ。最後はボール投げ。思いっきり遠くに投げた。だけどボールを投げたと 思っていない。まだ私を見てあれ？と言う顔をしている。普段下手投げで投げているので 上手から投げたらボールを見失ったようだ。家では１０Ｍのロングリードをつけて１０Ｍぐらいを 投げている。「もっと長いリードを付けて長い距離を走らせてくれ」と言われた。 Ｐ４Ｂ２６／１１時